中島裕翔 万字言

Jr.から入ってすぐに特別なポジションを与えられた。
意識してたわけじゃない、でもずっと真ん中を歩いてきたんだ。

2枚目のシングルのpvの収録で、振付師さんから突然に位置を替われって言われた。
その変化を受け入れがたかった。事前に聞かなかったです。だから、あの瞬間はすっごく落ち込みました。精神的に荒んだ。
順風満帆なJr.時代の全部は「普通じゃない」ことだったと、失ってから気づいた。
不安になりました。

すっごく落ち込んで、自暴自棄じゃないですけど、なんか部屋でふさぎ込んでた時とかありました。考えても仕方ないことをずっと悩んで。負のスパイラルに陷った。

デビュー4年目ぐらいかも。
たぶん、ひがみと嫉妬が限界までいって、ポジションについての悩みが吹っ切れた気がします。
解消します。

自分は自分で違う道を行ければいいと思った。
世の中で、”僕にしかできないことだって、きっとあるん。だから、どんだけ落ち込んでも、やめようとは思ったことないんです。一度も。
だって、やめたら元も子もない。
やめちゃったら、もう頑張ることすらできない。
どっかに望みみたいなものを持ってたんだと思うんです。心のどっかに。”

「狭き門より入れ」
どんな壁も必ず乗り越える

以上 中島裕翔 万字言